2007年10月26日
10月26日物語V : 今日3回書いてるね
7月に本屋で宅建の基本書を立ち読みして
あまりにもおもしろそうだったので
購入してでも読みきるのに一ヶ月かかり、
わかった気になったわたしは8月に入って過去問を
やってみたもののほとんど解けず、
それから真剣に勉強を始め(ようとし)ました。
仕事を終わって家に帰るとすべき家事が目について、
休みの日もやっぱり家に居ると家事をしたくなってしまうので
勉強時間が取れないぞーとあせっておりましたところ
あるかたが
「自分の場合、家に帰ると勉強が出来ないので
会社帰りに必ず喫茶店に寄って2時間くらい勉強してから
帰った。 それを勧める。」
と言って、
「長居してもテキストを開いても後ろめたくない
居心地の良い喫茶店」というものを教えてくれました。
さっそく仕事帰りに寄って、うん確かにここは勉強している
人々が多くて、長居しても後ろめたくないぞと感じたものですから
通うことに決めました。
何回か通ったある日のこと。
わたしのテーブルを指でとんとんと叩くものあり。
目をあげると、すーっと封筒を差し出されました。
やばっ。 店の人からのご注意だろうか。
しかしなにも封筒で。
と思い開いてみると。
は?
途中まで読んでその紙をテーブルの端に押しやり
勉強を続けました。
いま難解な問題を解いてる最中なのよ。
さっきの出来事はなかったことにして
勉強を続け、ふと気配を感じ目をあげると
さっきの初老の男性が向かいに座っているでは
ないですか。
「読んでいただけたでしょうか?」
黙ってテキストに目を移し、
勉強を始めると
ひとりで勝手に身の上話をはじめました。
それでも無視しているといったんは離れてくれましたが、
またしばらくするとわたしの目の前に座っているので、
わたしは店を出ました。
手紙の中身がちょっとおもしろく
帰って子供たちに見せようと思い持って帰りました。
そこにはさっきの男性の(たぶん)
住所、氏名、電話番号、生年月日、本籍地等が書かれ、
“結婚を前提に” お付き合いしたい云々と
書いてあったのです。
なにがおもしろかったのかというと、
すべての漢字にごていねいに ふりがなが
ついていたのです。
つきこさんは たしょう は かんじ よめます。
わたしはその店を教えてくれたひとに
「あの店、ひどいじゃないのよ〜!
ひとが真剣に勉強してるのに、ナンパされた」
と理不尽な文句をつけ、 彼に謝らせました。
ごめん、理不尽だった。
10月になり、勉強をする時間が取れず、
家にいてはつい家事ばかりしてしまうわたしは
洗濯物や茶碗や炊飯器のない世界で一泊ぶん勉強をしまくろうと、
・・だって試験一週間前の模試で予想合格点よりも8点も
低くあせりまくっていた・・
こどもたちのりょーかいを得てホテルに泊まることにしました。
勉強しまくりしまくりさすがにお腹がすいて、
ホテルのレストランに行きそこでもテキストを
開いていると、
「おじょーさん、おひとりならご一緒に
お食事しませんか」
と初老の男性が。
勉強しまくりで頭が朦朧としていて反応が遅かったわたしの
態度を “了承を得た” と思ったのか彼は座り込みました。
そして、ほとんどずーっとひとりで、
いまは退職して
こんな会社をやっているとか、 趣味はなんだとか、
10年前に妻と別れて いま新しく妻になってくれる人
を探しているとか、
しまいには “結婚を前提にうんぬん” と
名刺をおいて去っていきました。
わたしはきづきました。
最近、お声をかけてくる男性の年齢層がぐーっと
あがっていることに。
それも“結婚を前提に” というよりも
“介護を前提に” というくらい、ぐーっと
あがっていることに。
わたしは勉強のしすぎで
かなり老け込んでしまったのですね。
というか、実年齢も、イッチャッてますが。
いちおうつきこさんはマダ既婚者。
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