そもそも漢方と中医学とは別もん。
どちらも元になっているのは紀元前3世紀頃から中国で体系化
された医学ですが、発展してきた道のりが違うのです。
「中医学」には、生薬を処方する中医中薬のほか、鍼灸、按摩、
薬膳も含まれ、西洋医学と共に公式の医学として採用されています。
でも、日本では中医師=お医者さんではないの。
日本には西洋医学用の国家試験しかないからね。
でも、鍼、灸、按摩は国家試験があるから医療行為ができます。
ややこしい。
でも中国政府が実施する国際的な検定試験に合格した中医師を、
日本では 「国際中医専門医」と呼ぶんだそうで。
さらにややこしい。
「漢方」は、中国から輸入され、
日本で独自に発展した中国系伝統医学のことです。

東洋見聞録
川口 澄子画・文 / 幸井 俊高監修
2007.3 ピエ・ブックス
そんなことは、まあ、そのくらいにしておいて、その他の五臓六腑
とか陰陽五行説とかの話がイラスト入りで
わかりやすく解説してあります。
漢方や中医学に興味を持った著者が自らイラストを描いた
エッセイ。といっても著者はイラストレーターなわけで。
さらにもっともっと深入りしてみたくなった人のために、
中医学に関する著者のお勧め本がまたイラストつきで
紹介してあります。
たとえば
「漢方的スローライフ」・・幸井俊高
「食前食後 漢方の話」・・邸永漢
「胡蝶の夢」・・司馬遼太郎
「陽だまりの樹」・・手塚治虫
など、わたしは読んでみたいなあ。
今日は端午の節句
菖蒲湯に浸かったり柏餅を食べたりしましたか。
つきこさんは、菖蒲湯に浸かったあと柏餅を食べました。
菖蒲湯に浸かっている写真と柏餅の写真とどちらを掲載しようか。
考えるまでもなく柏餅です。
つぶあん好きなつきこさんですが、柏餅にかぎっては、
こしあんです。
みそあんはあまり好きではありませんが、
この「塩瀬」のみそあんは別格です。
ピンクのおもちがかわいいっ。
ついでに「塩瀬」の本もご紹介。 わたしはまだ読んでません。

まんじゅう屋繁盛記
川島 英子著 2006.5 岩波書店


境目を見極めようとすると、東洋・西洋医療はややこしくなってきますよね。
按摩なんかは整体とかと区別もできないきがしますし…
五臓六腑と聞いただけで、
この本を読んだらちゃんと分かった気になれるかなー?
と不安になっちゃいますよ。
読むのが怖いような、期待しちゃうような…
ん〜そうかあ。
わたしはちょっとだけ、突っ込んでいって
しまいましたが、 先に紹介した中島たい子の
“漢方小説”は、漢方に興味ないひとでも
小説としておもしろく読めると思いますよ。
最初の一ページで笑い転げます。
期待してO.K.!!