洗濯! ふとん干し! 掃除!! カーテンも洗っちゃおう!!
主婦の生活は漁師のそれと似ているような気がします。
天候によって何をすべきかが決まるのです (身体をはってまでではありませんが)。
さて、これが例のあの握力測定器です。
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万歩計とは違って、おもちゃのようなものもなく、家庭用や携帯用や健康器具用にもなく、学校等で測定するあれしかないそうです。
思っていたほど大きくはないけれど、がっしりと丈夫で重みがあり、持っているだけで握力だけでなく、二の腕をひきしめるにも良いんじゃぁないかと。
しかしやはり、足の上に落とすとけっこう痛いです。
なぜ年に一度のクリスマスに、握力測定器をサンタさんに願ったのか、娘の気持ちは計り知れませんが、 「他に欲しいものはない」というので、仕方ありません。
子供の願いを力の限り聞き届けるのがサンタの使命ですから。
嫁に行く時は嫁入り道具のひとつとしてぜひ持っていってもらいたいと思います。
落花流水
なんかすてきな響きの4文字言葉。
「落花」と聞いてまず浮かぶのは、太平記の「落花の雪に踏み迷う、片野の春の桜がり」 (ああ、美しい文章!)
でも、「落花流水」というのは、相思相愛の男女のことを言うらしい。
落花に情(男に女を思う情)があれば、流水にもまた情(女にも男を慕う情)が生じる、という意味だそうで。
「落花情あれども流水意なし」 という片思いさん仕様の表現もちゃんとあります。
この本の場合、「相思相愛」という意味ではなく、文字通り 「落ちた花は、流れのままに身をまかすしかない」 という意味なのかもしれません。
落花流水 山本 文緒著 1999.10 集英社
山本文緒というよりは、桐野夏生っぽい気もしましたが、そういえば山本文緒だって、どろどろしながらしたたかに生きる女性を描くのはうまかった。
母を失くした7歳の少女がそれまで姉と信じていた人が実の母だったということを知り、その姉(実の母)と暮らし始める。
男にだらしない母を軽蔑していた主人公は望んで平凡な結婚をしたものの、自分もやがて夫と娘を捨て幼馴染みと駆け落ちをしてしまう。
捨てられた娘もまた・・みたいな血は争えないなあというお話です。
いろいろ苦労したって、やっぱり女ってしたたかねえ、という感想でした。
きっと現実にも似たような話はあって、歴史は繰り返してしまうのでしょうか。
例えば、母親を殴る父親を見て育った息子が、そんな父親を軽蔑していたはずなのに自分も結婚してから妻に同じように暴力を振るってしまうとか。
反面教師として見て育ってくれればいいのに、「暴力もアリ」という選択肢も学んでしまうのかな。
どろどろの物語のはずなのに、笑ってしまうくらいあっけらかんとした終わり方で、なんだかすがすがしい気分にさえなった私は読み方を間違っているでしょうか・・。
章によって語り手が変わるという構成が山本文緒の得意技だとは思いますが、さすがにうまくて飽きさせません。
ストーリーの好き嫌いはあるかもしれませんが、山本文緒の巧さを知るにはうってつけかも。

