えへへ、読んじゃいました。 国家の品格。 ベストセラー!

国家の品格 藤原 正彦著 2005.11 新潮社
これ、売れるの当然。 仕方ないです。 だっておもしろいもの。
そして読んだ人は隣りの誰かに薦めちゃいますよ。
「読後の感想、意見はいろいろあるだろうけど、 まあ、とにかく読んでごらんよ」 ってね。
大人同士でも、 親子でもいくらでも語り合えちゃいます。
私も中3の息子とは、かなり熱く語り合っちゃいました。
第二章 「論理」だけでは世界が破綻する
第三章 自由、平等、民主主義を疑う
第四章 「情緒」と「形」の国、 日本
第五章 「武士道精神」の復活を
今の教育、学校、親のありかたについての考え方や、 「自由、平等、民主主義」というなんだか物事をごまかして言いくるめたような抽象的な表現について、 藤原さんにびしっと解説してもらえて、 すっきりしたし。
やっぱ日本人は「武士道」よねー!なんて思ったり。
うんうん、「国語」を大切にしましましょうよ、 本をたくさん読むことを薦めて子どもたちの「情緒」を育てましょうよ、と思ったり。
ちゃんと「世界史」も「日本史」も勉強しようよ。 中学高校でやらないで、いつやるのよ、ほんとにもう! ちゃんと高校でやったはずの私でさえ、あんまり身についてないんだから、 学校でやらなかったらなーんにもわからなくなっちゃうよっ。
なーんて私が口角沫飛ばしてあれこれ言ってみても誰も耳を傾けてはくれないから、藤原さんの口角沫飛ばしを聞いてみましょう(口角あわとばしっっ!てイキオイなんですよ)。
読んでみて反論したくなる部分もあるかもしれませんが、 それを誰かと論じ合うのもまた楽し。
そこらに置いておくとつい何度も何度も読んでしまう本です。
藤原正彦さんが「数学は美しい」とテレビで話しているのをみて、 小川洋子さんが 「博士の愛した数式」(clickで記事に飛びます) を書こうと思いついた、なんてちょっとイメージがどうしてもつながらないほど、 激しく自分の意見をがんがんおっしゃる人。
ベストセラー拒否症気味の私も、ああ、これははずさず読んでよかったーと思いました。



